参議院議員で、第4次安倍晋三再改造内閣にて「内閣府政務官」に任命された今井絵理子氏。
政務官への抜擢は、参院なら当選2回をもって…の話だと言います。ですが
当選1回の今井氏、キャリアたったの3年・そして実績の無い今井氏の政務官抜擢は異例中の異例、驚かれた方も多かったのではないでしょうか?
(”なぜ今井絵理子氏が?”という所は、こちらの記事では置いておいて)
政務官という、副大臣の次に責任ポストがある立場のお給料事情に今日は迫ってみたいと思います。
SPEEDのアイドル時代からお金には困ることなく、過ごしてきたであろう今井絵理子氏だとは思いますが、
一体、内閣の政務官って幾ら貰ってるの?貰えるの?
そんな、政務官の年収事情に迫ります!
今井絵理子議員・政務官の年収は?
政務官のポジションではありますが、参議院議員の一員でもある今井絵理子氏。
政務官のお給料は、この参議院議員の年収に+政務官お手当がつく。というイメージです。
国会議員の給料は、参議院・衆議院の国会議員は一律で、129万4000円(月額)
これは、2010年の法改正以来、金額に変化はありません。
※12ヶ月×129万4000円=1,552万8,000円
これに加えて、
■6月・12月のボーナスがそれぞれ300万円前後
そして、年収には換算されない各種お手当があります。
・文書交通費名目で月額100万円
・立法事務費:月額65万円(立法調査研究活動を行うため)
・JRや航空会社の特殊乗車券
・政党からの助成金(政党に所属している場合。政党よって支給額が変わる)
それらを全部合算すると、年収としては4,000万円前後位になります。
そして、今井絵理子氏のポジションの政務官のお給料。2,002年・少しデータが古くなってしまいますが、
この時は、
■国会議員の給与が、123万7500円(月額)に対し、
■政務官の給与が、134万5000円(月額)と発表がされています。
感覚的に、もっと頂いているのかと思いきや、
国会議員のお給与に、+10万7500円が政務官特別手当ということですね。
現在は、129万4000円(国会議員給与)なので、政務官給与は月額で大体
■140万前後
ということが、目安として分かりました。
ボーナスも、政務官として少し金額が上乗せになるかと思いますので、年収としては
国会議員の時(4000万前後)と比べると、+500万前後位で着地するのではないでしょうか?
政務官になった今井絵理子氏、
国会議員時よりも、1割~2割り程度年収が増額する模様です。
今井絵理子・政務官の年収は?資産も含めての総資産がヤバかった!
政務官としての年収が、大体4,500万円前後との予測がたった今井絵理子氏。
ですが、国会議員さまの資産は年収だけではありません。
実は総理大臣を含めた国会議員の皆さん、所得等報告書というものを公開しています。
これは、所得等報告書は国会議員資産公開法に基づき、1年間を通じて議員だった場合に提出義務がある。
歳費などの給与のほか、不動産や株式の売買で得られた金額を議員ごとに報告するもので、
国民の皆さんも、この報告書を閲覧したい場合は無料で閲覧をすることができるのです。
国会議員の所得や資産、気になりませんか?
2018年度の”衆参両院議員所得報告書”が7月に公開され、
今井絵理子氏の所得(給与・不動産所得)が約2222万円と発表されました。
所得には換算されない、各種お手当や政務費が年額で2,000万円程ありますので、
所得ベースの報告ではこの位が妥当な金額ですね。
そして、報告書にもある”不動産所得”。
今井絵理子氏は、故郷の沖縄に不動産も幾つか所有しているのです。
今井絵理子・年収&資産も含めての総資産がヤバかった!
2016年7月の参院選で当選した、今井絵理子氏。翌年の2017年に資産公開法基づき、その資産が公開されました。
資産は定期性の預貯金や土地と建物の固定資産税の課税標準額などを合わせたもので、
議員本人名義の資産に限定、そして資産には株式は含まれず、流動性の高い普通預金は公開対象外になっています。
今井絵理子氏の公開された資産が、9,899万円。という、1億円に手が届きそうな金額。
そしてこの金額は、2017年度に資産公開された参議院議員:121人中の第3位。という資産額。
発表された総資産の大半は、6,800万円の預貯金でSPEEDとして芸能活動していた際に、将来に備えて貯蓄してあった金額だといいます。
普通預金は対象外となっている、議員の資産公開。
なので、定期預金にでもこの大金が入っているのでしょうか?
(SPEED時代の人気と活躍を揶揄すれば、妥当な金額だとは思いますが…)
また資産の金額対象外となっている普通預金に入っている預貯金額も、気になる所ではありますよね。
【資産:9,899万円の内訳】
■預貯金:6,800万円
■社債:450万円
■不動産:2,649万円
資産・9,899万円の内訳は上記です。
そして、故郷の沖縄に不動産も幾つか所有している今井絵理子氏。
調べていてビックリしたのが、不動産の内訳は自宅/軍用地となっていて、
沖縄出身の今井絵理子氏、実は不動産オーナーとして、軍用地の土地を所有しているのです。
軍用地聞くと、珍しく聞こえますが…
沖縄の地権者として、軍用地を所有していることはそう珍しくはないようです。
沖縄で、今井絵理子氏が所有しているのが、
■米軍嘉手納基地
■航空自衛隊那覇基地
の2箇所の軍用地。
軍が所有している土地は、民間から借り上げている状態になっていて、国から一定の賃料が支払われる仕組みになっているようです。
航空機自衛隊那覇基地で所有している土地は、337平方メートル・坪換算で102坪・年間賃料36万円
嘉手納基地で所有している土地は、815平方メートル・坪換算で250坪・年間賃料89万円
だそうです。
都内だと、こんな平米数の土地を所有していたら、とんでもない金額になりそうですが、
沖縄だと、こんなものなのですね(笑)
さらに、軍用地という特別な土地ながら更に安価な気がしますが。。。こんなものなのでしょうか?
以上、新任の政務官となられた今井絵理子氏の年収や資産について、色々と情報を集めてみました。
資産も2017年公開のものと、大きな変更が特に無い状態で
政務官としての月のお給料や年収・資産として公開していない金額を含めると、今井絵理子氏の総資産額は、1億円は優に超えることが分かります。
SPEED時代の活躍を振り返ると納得の資産状況ではありますが、なんとも羨ましい限りです。
これからの政務官としてのお仕事振りにも注目が集まる、今井絵理子氏。その動向が気になる所ですね。